Gypsy Papa 's blog

夢追うパパの物語です

さあ、どう生きよう

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故郷に帰り、妻と息子との再会を果たす。正月ぶりに再会した息子は、前回の2倍の体重にまで成長していた。息子は、久しぶりに会う僕を見て「おいおい誰だよ?!」と言わんばかりにまんまるな眼をさらに丸くしてこっちを見ていた。



ゴールデンウィークを振り返り、簡単にまとめると「これまで義父母に支えられながら一人で育児を頑張ってきてくれた妻に少しでもリラックスしてほしくていろんな手伝いやら家族サービスやらを企むものの、ちょくちょく空回りしてそのたびに土下座をしまくる」というゴールデンウィークだった。もともと、今回は妻のサンドバッグになろうと決めていた。



久しぶりの家族の時間を過ごして、やっぱり、一緒に生活ができてこどもの成長を分かち合えるってすごくいいなと思った。


妻が孤独を感じながら一人で全てを抱え込んで育児をするよりは、妻にぶちギレられながらも一緒に生活できる方がやっぱり妻にとってもいいのかな、なんて思い込む。たとえ妻のサンドバッグと化したとしても、それで普段のストレスが発散できたのであれば、それは僕にとってかなりの成果だと思う。(逆にストレスと言われたのは秘密)


妻がどう感じたかはほんとのところ本人にしか分からないけど、不器用なりに、自分のやりたかったことはある程度できた。


息子のお風呂、おむつ、授乳後のげっぷ、お昼寝、夜泣き、などなど、ことごとく失敗したものの、妻のゆっくりできる時間を少しでも作ろうといろいろとチャレンジした。



お風呂は、まるで輪ゴムを巻いたようにムチムチした息子のボンレス関節に溜まったホコリが洗えていなくて土下座。そもそも、久しぶりにご対面した息子はギャン泣きだった。
おむつは、おしっこでもっこりしてるなーと思い夜中に換えていたら、寝てるし泣いてもいないのに変なタイミングで子供起こさないでよ!と言われ土下座。
寝かしつけは、息子の特殊な寝相によりギャン泣き。


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結果的に、唯一誉められたのはげっぷのみだった。授乳後「これしかちゃんとできないんだから」と息子を手渡されるのだが、僕からしたら「おいおい、げっぷさせる腕は認めてくれてるのか?!久しぶりに誉められたー!!!」と謎に嬉しい。逆転の発想とはこのことだと悟った。なんとまあ、このタイミングでMが開発されるとは予想だにしなかった。




今回のゴールデンウィークの中で、妻に250回ぐらい感謝を伝えられたし、お義父さんお義母さんにも頭を下げることができた。自分の両親にも祖父母にも姉にも、感謝を伝えられた。妻の誕生日のお祝いもできたし、家族3人でお出掛けもできた。

個人的にやり残したことと言えば、「猫の恩返し」のDVDを借りたくせに観ずに返却したことぐらいだった。じゃあなんで借りたの?!と妻に怒られるので、この件は永久に闇に葬ることにします。






一昨日、僕の幼馴染家族を誘い、実家でBBQをした。祖父母の家の近所に住む幼馴染のその子とは同い年で、産まれたころから帰省するたびに一緒に遊んでいた。お互いに違う県で中学まで野球をしていて、たまたま、同じ高校の野球部から特待の誘いがきたため、高校の3年間は同じ寮で生活をした。僕が結婚をしたら向こうも結婚をして、なんと子供が産まれるタイミングまで同じだった。腐れ縁としか言いようがない。そんな中、今後幼馴染になるであろう、産まれたばかりの息子達がご対面をした記念すべき1日となった。


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一見、順風満帆そうに見える彼も、話を聞いてみると自分と同じような形でサンドバッグになっていることが分かった。きっと僕も、周りの人からすると順風満帆に見られているのかもしれない。


イオンの授乳室の隣でおむつを換えていた知らない新米パパさんも、一見穏やかそうな奥さんから凄みをきかされながら一生懸命おむつを換えていた。


なんだかんだ言って、環境は違えど世の新米パパや新米ママさんたちも、似たようなことを思いながら生きているんだろうなと思う。


世の中の誰しもがもしそうだとしたら、その環境の中で楽しめる人が勝ちだと思う。勝ち負けではないけど、そっちの方がはるかに幸せだと思う。


ホリエモンも言っていたように、未来でも過去でもなく、「今」を大切に一生懸命生きることが大切なのだと思う。


今置かれている立場を観察して、今やるべきこと、今やりたいことに全力を注ぐこと。


そして、そのやるべきことが「嫌いなこと」ではなくて「好きなこと」であれば、そのスピードはさらに加速するのだと思う。


その大前提として好きなことを見つけることに対するアンテナを張って生きることも、必要なことだと思う。



奥さんがいて、子供が産まれた今、自分の人生は自分だけのものでは無くなった。一人の頃より遥かに色濃く、大きいものになってきている気がする。

息子に、こどもの世界も最高だけど、大人の世界ももっと最高に楽しいぞ~と伝えられるように、仕事も遊びも楽しんで、大切な人、大切なことを大切にしている背中を見せられる父になりたいと思う。


ということで、、
明日は明日を楽しもう。
今日は今日を楽しもう。




放浪の旅はつづく。。。