Gypsy Papa 's blog

夢追うパパの物語です

ご縁に溢れたさんぽ道

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午前中は後輩から頼まれた、レザーのお札入れを作っていた。お昼を食べ、昨晩思い立った散歩に出かけることにした。お気に入りの靴とお気に入りのリュック、お気に入りの服を来て、旅はスタートした。

目的地に向かう途中、普段通らない道を通ることにした。Googleマップの指す方角に向かい、どんどん自然溢れる田舎道を進んでいった。

すると、なんとも素敵なベンチを見つけた。


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最近僕の中で、ベンチに座り、本を読んだりお酒を飲んだり、ただ好きなことをする『ベンチング』という遊びが流行りまくっている。
人通りがほぼ皆無で自然に囲まれ、完璧ではないか!!と感動して一瞬時が止まったように思えた。


そして歩みを進めると、さらに素敵な風景が広がっていた。ここは散歩をするために作られたのではないのか?と疑ってしまうほどに幸せに溢れた場所だった。僕はなんともすがすがしい、晴れ晴れとした気分に包まれた。




僕はこの道中、ある方に教えていただいた音声を聴いていた。




機会には二種ある。

求めずに訪れる機会と、

我々の作る機会とである。

世間でふつうにいう機会は前者である。

しかし真の機会は、時勢に応じ利にかなって

我々の行動するときに訪れるものである。

大事なときには、機会は我々が

作り出さなければならない。




西郷隆盛の言葉である。


今日は、自分の足で動いたことにより、素敵なさんぽ道との出会いがあった。



西郷さんは、おおらかで大人しく、
事が動くのをじっと待つ性格だったそうで、

伊集院光さん曰く、『おしゃべりの世界で「待つ時間」の使い方のうまい人は話芸の天才』とのこと。


僕は逆に、普段「動く」ということにばかりフォーカスしてしまいがちであるため、「待つ」こともまた大切なことだなーと感じたひとときでした。




その後も歩みを進め、街に出た。用事を済ませ再び歩いていると、なんとかホールというところに、かなりの長さの行列ができていた。並んでいたお兄さんに尋ねてみると、これから高校生のダンスの発表会があるとのことだった。しかも入場無料。

これも何かのご縁だし、ちらっと覗いてみることにした。

始まってみると、なんとも楽しそうな表情や、努力の結晶である動きから、ダンスにかける情熱がビシビシ伝わってきて、全身で伝える表現力の奥深さに感動してしまった。久しぶりに感動で鳥肌が立った。ちらっと覗いて帰るつもりが、閉園まで見入っていた。

青春を感じ、幸せが溢れた。




そんな素敵な1日を過ごした僕は、これからBARで少しお酒を飲んで、のんびり歩いて帰ろうと思う。



この後も素敵なご縁が訪れるといいな。



放浪の旅はつづく。。。